「WEBクリエイター能力認定試験」たいさく

WEBクリエイター能力認定試験とは?

  • 実技試験である。
  • 規定問題と自由問題がある。
  • 規定問題は必ずエディタ(メモ帳かワードパッド)を使う。
    エディタは、サクラエディタのように、htmlに色が着くものは使用できない。
  • 自由問題では、エディタか「DreamWeaver」のいずれかを好きな方を選んで使う。
  • 合格ラインは規定問題と自由問題の正答率がいずれも60%を超えること。
  • 試験料金は6,900円
  • 合格率は約60%
問題種別 使用するソフト 試験時間 合格ライン
規定問題 エディタ
(メモ帳かワードパッド)
50分 60%
自由問題 エディタか
DreamWeaver を選択
エディタの場合は、120分
DreamWeaver の場合は、90分
60%

試験問題の内容

  • 出題される問題はすべて、HTMLとCSSを記述してWEBページを完成させる内容。

※ 出題されるWEBページは既に途中まで記述されているため、ゼロから作る必要はない。

※ 当日は「リファレンス」が配布され、それを見ながら試験を受けることができる。

HTMLやCSSとは?

HTMLやCSSは、WEBのお仕事をする上で、全ての業務の基本。

<HTML & CSSのスキルが必要になる業務>
  • ウェブ制作
  • デザイン
  • サイトの更新
  • サイトの修正
  • WEB関連の営業
  • SEO対策
  • 広報
  • WEBライター
  • ブログ作成・更新

HTMLのことを、「ソース」「ソースコード」「タグ」などとも呼ぶ。

HTMLを記述することを「コーディング」「タグ打ち」と呼ぶ。

この試験がタメになる理由

コーディングのスピードが向上する

ウェブ制作の現場では1日で何ページをコーディングができるかが勝負となる。
短時間でコーディングを仕上げる能力が不可欠。
試験や試験勉強を通じて、限られた時間の中でコーディングを仕上げる技術が身に付く。

エディタで記述する力がつく

ウェブ制作の現場では、ドリームウィーバーに頼らずに、すべて自らHTMLが記述できる力が必要になる。 ソースコードを直接いじって、サイトやブログの中身やレイアウトを書き換えたり、コンテンツを追加する作業はよくある。

以上から、現場の仕事で非常に役に立つ試験なのである。

試験に受かるコツ

  • 「規定問題」を時間内に終わらせる。
    (試験に落ちる人の大半は、規定問題が制限時間内に終わらないことが最大の理由です)
  • 試験問題とリファレンスをよく読む。
    (大半の問題は、問題文とリファレンスをよく見れば答えが書けます)
  • 難しい問題や時間がかかる問題を飛ばし、簡単な問題から片づける。

試験本番までにおぼえるテクニック

  • タグを打つスピードをあげる。(キーボードを打つ速度の向上。ショートカットの利用。)
  • リファレンスから必要な情報を素早く見つけられるようにしておく。
  • この試験特有の言い回しをおぼえておく。

勉強方法

テキストの模擬試験と過去問題を繰り返し行う。必ず時間をはかりながら解く。
毎回、同じような問題しか出ないので、模擬試験や過去問題に慣れていれば、本番でも大半の問題がスラスラ解ける。

パソコンの上手な使い方のコツ

ショートカットキー
  • Ctrl+S ⇒ 使用中のファイルを保存する
  • Ctrl+C ⇒ 選択中の文字列を記録
  • Ctrl+V ⇒ 記録された文字の貼り付け
  • Ctrl+Z ⇒ ひとつ前の動作を取り消して元の状態に戻す
  • F5 ⇒ 表示中のページ内容を最新のものに更新
ファイル操作
  • エディタのアイコンをデスクトップ上に作る→htmlやcssファイルをドラッグで表示
  • 右クリックから名前の変更

試験の注意点とコツ

  • 一括指定のときは、テキストに書いてある順番通りそのまま写す。
  • 先にcssを記述する場合は、ブラウザーに反映されないので注意。
  • 分からない問題、ややこしい問題はさっさと飛ばす。
  • クラス名等がすでに記述されていて、プロパティや設定値を入れるだけの場合が多い。
  • 使えるソースをほかの場所からコピペで持ってくる。
  • リファレンスは持ち込みできない。(当日、新しいものが配布される)
  • フォントの種類はそのまま写せばいい。
  • 色の指定をする際「#」抜けに注意。
  • Flashのタグは記憶する必要はない。
    (リファレンスのどこに書いてあるか、短時間で分かればいい)
  • CSSは一番左側に詰めても構わない。

試験特有の言い回し

Webクリエイター能力認定試験には、独特の「言い回し」があります。
この言い回しを覚えおかないと、試験本番で「この問題は何がいいたいんだ?」と考えこんでしまいます。以下が、Webクリエイター能力認定試験ならではの独特の言い回しの一例です。

  • 「文字列」とは「文字」のこと。
  • 「ページのタイトル」とは、titleタグのこと。
  • 「ページ本文」とは、bodyのこと。
  • 「マーカーを設定しなさい」とは、a nameを設定すること。
  • 「一括指定」と言われたら、順番に並べればよい。
  • 「疑似クラス」とは、hover や visited のこと。
  • 「見出し1」とは、h1のこと。
  • 「段落を分けない改行」とは、<br>のこと。
  • 「行頭記号付きリスト」とは、ulのこと。
  • 「行頭番号付きリスト」とは、olのこと。
  • 「見出しセル」とは、thのこと。(tdの代わりにthを使用する)
  • 「データセル」とは、tdのこと。
  • 「内容と枠線の間隔」とは、paddingのこと。
  • 「水平方向位置」は、text-alignで指定する。
  • 「回り込みの指定」は、floatで設定する。
  • 「段落」とは、pのこと。
  • 「選択リスト」とは、selectのこと。
  • 「選択項目」とは、optionのこと。
  • 「枠線」とは、borderのこと。
  • 「行間隔」とは、line-heightのこと。
  • 「リンク部分」とは、aのこと。
  • 「ポイント時のリンク部分」とは、hoverのこと。
  • 「クリック時のリンク部分」とは、activeのこと。

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